一人暮らしにドラム式洗濯機はいらない?ドラム式洗濯機の必要性やドラム式洗濯機がない生活のメリット・デメリット・後悔ポイントについて考えてみた!縦型洗濯機やコインランドリーなどドラム式洗濯機の代わりになるものも紹介!
大抵の人は、一人暮らしに必要な家電リストに洗濯機を含めるでしょう。最近はドラム式を選ぶ人も増えてきました。でも一人暮らしにドラム式洗濯機は贅沢だ、と言う人もいます。あなたはどう思いますか?
一人暮らしにドラム式洗濯機はいらない?ドラム式洗濯機の必要性について考えてみた
これから一人暮らしを始める人の中には、まだあまり家事が得意ではない人も多いかもしれません。新しい生活に慣れるので精一杯で、上手に家事をこなしたりするのは難しいと思うのも当然のことです。一人暮らしの人こそ、苦手を補ってくれる家電を上手く活用しながら、無理なく快適に過ごせたらいいですよね。
そういう意味では、一人暮らしにドラム式洗濯機はおすすめの家電だと言えるでしょう。洗濯から乾燥まで自動で行なってくれるので、洗濯物を干す手間と時間を短縮できます。種類によってはスマホのアプリからも操作できるので、ちょうど家に帰る時間に合わせて洗濯と乾燥を終わらせておく、なんてこともできちゃいます。
一人暮らしだと洗濯物の量が少ないので、頻繁に洗うのはもったいないと感じるかもしれません。ドラム式は縦型洗濯機より、使用する水の量が少なくて済みます。それで、水道代も電気代も意外とかからないことを知って驚く人は多いようです。
そうなると、家事の手間と時間をなるべく抑えながら、光熱費の節約にもなるドラム式洗濯機は、案外一人暮らしにぴったりの家電だと感じたかもしれません。
一人暮らしにドラム式洗濯機はいらない?ドラム式洗濯機がない生活のメリットを考えてみた
以上のように、一人暮らしにドラム式洗濯機は、決してもったいないわけではない、と言えます。だからと言って、どうしても必要なものとは言えないかもしれません。ドラム式洗濯機がない生活には、次のようなメリットがあるからです。
限られたスペースを有効に使える
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりサイズが大きいです。そのため一人暮らし用の狭い部屋には設置できないケースがあります。また、搬入口や経路が確保できないこともあるようです。購入する前に、搬入・設置ができるかどうかちゃんと確かめておきたいですね。ぎりぎり置けたけど、部屋がより狭くなってしまった、なんてことも避けたいものです。
購入費用を抑えられる
ドラム式か縦型かで、洗濯機の値段はだいぶ変わります。それでなくても一人暮らしを始めるために初期費用がかかるのに、これ以上高い買い物は避けたいと思う人もいるかもしれません。いくらランニングコストが安く済むとはいえ、本体価格が高すぎては手が出にくく感じますよね。
一人暮らしにドラム式洗濯機はいらない?ドラム式洗濯機がない生活のデメリットを考えてみた
では、ドラム式洗濯機のない生活にはどんなデメリットがありますか?
洗濯物を干す手間がかかる
洗濯が終わったらすぐに干さないと、しわや嫌な匂いがついてしまいます。水分を含んで重い洗濯物を干し場に運ぶのも、効率よく乾くよう考えながら干すのも、けっこうな重労働だと思いませんか?
防犯対策や天気の都合で、部屋干しをする人も多いですが、なかなか乾かない洗濯物が部屋を圧迫したり、嫌な匂いを発生させたりすると、乾燥機付きの洗濯機だったら良かったのに、とつくづく感じるかもしれません。
月々のコストがかかる
前述したように、ドラム式洗濯機の方が縦型より使用する水の量が少なくなります。種類によっては2割から5割も変わってくるそうです。電気代も、洗濯から乾燥までして15円から40円程度で済みます。
縦型洗濯機で洗濯し、浴室乾燥機を使用したりコインランドリーで乾燥させたりすることと比べて、断然お得と言えるでしょう。
一人暮らしにドラム式洗濯機はいらない?ドラム式洗濯機がない生活で後悔しそうなポイントを考えてみた
ドラム式洗濯機は導入コストがかかりますが、ランニングコストは抑えられます。大きなスペースが必要ですが、家事の手間を減らしてくれます。そう考えると、一人暮らしに必要とも不必要とも一概には言えませんね。それぞれが、どこに価値を置くかによって選択肢が分かれます。
色んな事情から、洗濯物を外に干したくない人がいます。特に女性は、外干しすることで一人暮らしであることや、在宅時間などを知られたくないと思うかもしれません。ドラム式洗濯機で乾燥まで行なうことは、身を守る手段として有効だと判断する人もいることでしょう。安心はお金に代えられないものの一つです。
部屋干しすることが多くなると、着たい服がすぐには乾かないので、ある程度は着回せる数の洋服を持たなくてはなりません。ドラム式洗濯機は場所を取りますが、洋服が増えると同じように部屋を圧迫することにもなります。所有するものをできるだけ少なくしたいなら、それでも生活できる土台を作る必要が生じますよね。
いずれにしても、自分が快適に生活してゆくのに重視しているポイントを見極めて、それの実現に邪魔になるものと、なくて後悔するものとを上手に判断してゆきたいものです。周りの意見に従って切り捨てたものが、実は自分にとっては価値が大きかった、なんてことにならないようにしましょう。
一人暮らしにドラム式洗濯機はいらない?縦型洗濯機やコインランドリーなどドラム式洗濯機の代わりになるものもたくさん
とはいえ、人によっては値段など以外の理由で、縦型洗濯機やコインランドリーといった別の選択肢の方が合っている場合もあります。
縦型洗濯機
縦型洗濯機がドラム式より水を多く使うのは、洗い方の違いによります。縦型は衣類同士をこすり合わせる、もみ洗い。ドラム式は衣類を持ち上げて落とす、たたき洗いで汚れを落としています。それで、一般的にドラム式より縦型の方が洗浄力は強いと言われています。そのため、仕事や趣味の活動で、泥の汚れが付きやすいという人には、縦型洗濯機の方がおすすめかもしれません。
コインランドリー
仕事が不規則で、家で洗濯機を回せるのは大抵深夜になってしまう、なんて人も多いかもしれません。そういう場合、洗濯機の音は結構大きいので、隣りの人に迷惑をかけないよう、コインランドリーを利用した方が良いと感じる人もいることでしょう。近くにコインランドリーがあるなら尚更です。せっかく高いドラム式洗濯機を買ったのに、生活サイクルによって使えない、なんて残念ですよね。
ドラム式洗濯機は一人暮らしの生活を快適にサポートしてくれるアイテムです。でも、人によってはそのメリットを活かしきれないと感じるかもしれません。皆さんが自分に合った暮らしを選ぶのに、この記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント