一人暮らしにラグはいらない？ラグの必要性やラグがない生活のメリット・デメリット・後悔ポイントについて考えてみた！座布団やクッション、ソファなどラグの代わりになるものも紹介！
一人暮らしを始める時、まずは絶対に必要な家具家電をそろえてゆくと思います。それで、ラグなどのインテリア用品は、どうしても優先度が低くなりがちですよね。でも優先度が低いからといって、必要ではない、とは言い切れないのも悩ましい所です。
一人暮らしにラグはいらない？ラグの必要性について考えてみた
ラグっておしゃれですよね。ＳＮＳや友達の家で、アクセントとなるラグが敷いてある素敵な部屋を見て憧れた、という人もいることでしょう。ラグはそこまで高価だったり大き過ぎたりしないので、比較的手軽に導入できるのに、それだけで部屋の雰囲気をガラリと変えられる、便利なおしゃれアイテムだと言えます。そして、冷えや騒音を防いでくれる実用性も兼ね備えています。
では、ラグは一人暮らしに必要でしょうか？必ずしもそうとは言えません。生活必需品とされる冷蔵庫や電子レンジといった家電や、ベッドやテーブルといった家具に比べたら、なくても困らないものに分類されてしまうでしょう。なので、これから一人暮らしを始める人の中には、最初にそろえるものリストからラグを除外する人も多いかもしれません。とりあえず今はいらないけど、必要だったらあとでラグを敷こう、と考えている人もいることでしょう。でもそうやって後回しにしているうちに、仕事や学業が忙しくなってしまうことも。必要最低限のものだけそろえた味気ない部屋に帰ってきて寂しくなるよりは、最初からお気に入りのインテリアをコーディネートして、安らげる空間を作っておくことも大切かもしれませんよ。
一人暮らしにラグはいらない？ラグがない生活のメリットを考えてみた
一人暮らしにラグは必需品とは言えません。でも、人によってその優先度は変わってきます。その判断基準となるポイントは何でしょうか？
掃除がラク
ラグを敷くと、ゴミやホコリがその根元に溜まりやすくなります。コロコロなどで掃除すると、表面はきれいになりますが根元までは難しいので、掃除機で吸ったり定期的に洗濯したりする必要が出てきます。放っておくとダニなどが発生して、かまれたりアレルギーを起こしたりするかもしれません。
また、コーヒーやしょう油のような色の濃い液体や調味料を床にこぼしてしまった時、フローリングならすぐに拭きとれますが、ラグのような布にはシミが残ってしまいます。せっかくおしゃれな部屋にしたくてラグを敷いたのに、あちこちにシミがあっては魅力も半減してしまいますよね。
意外ときれいに保つのには手間がかかるラグ。こんなに面倒なら、最初から敷かなければ良かった、と思う人がいても仕方ないですね。
部屋が広く見える
ラグは部屋の良いアクセントになりますが、それによって床の広さが区切られても見えます。大きさや色によっては更に視覚効果が強く働くかもしれません。一人暮らしの部屋はもともとそこまで広くないので、部屋を更に狭く見せることになったら残念ですよね。
一人暮らしにラグはいらない？ラグがない生活のデメリットを考えてみた
ラグは必需品じゃないし、ないことのメリットが大きい、と思いましたか？でもラグなし生活にはこんなデメリットもあるんですよ。
床が冷える
フローリングの床はけっこう冷えます。寒がりの人や冷え性の人は特にそう感じるでしょう。それで寒さを和らげるために、暖房器具を買ったり使用したりする必要が生じるかもしれません。その代わりにラグを敷いて足元を温めると、底冷えや光熱費を抑えることができてお得ですよ。
騒音対策が必要になる
ラグを敷いていると、下の階に音が響きにくくなります。騒音による苦情はトラブルのもとなので、できるだけ避けたいものですね。いつも足音をたてないように気を付けたりするよりは、ラグを一枚敷いた方が早い、と思うかもしれません。
床に傷がつく
引っ越す時にフローリングに目立つ傷があると、原状回復の対象になってしまうかもしれません。後々のことを考えて、家具を置いていた跡や、何かの汚れが残らないためにラグを敷いておく、という人もいるようですよ。
一人暮らしにラグはいらない？ラグがない生活で後悔しそうなポイントを考えてみた
ラグを敷いても敷かなくても生活はできますが、それによるメリットとデメリットが発生するようですね。あなたは上に挙げたポイントのどちらに強く共感しましたか？人によって暮らしの快適さは違いますので、それぞれがより自分にメリットのある方を選べたらいいですよね。その上でラグを置かないことにしたなら、何か後悔することがあるでしょうか？
先ほど考えたような実用的メリット・デメリット以外に、ラグを敷くことで部屋が居心地の良い空間になるという心理的な効果を感じる人もいるようです。部屋の中で床は広さが目立つ部分ですから、そこに好きな色や柄のラグを敷くと印象がだいぶ変わります。それによってテンションが上がったり、疲れて帰ってきても落ち着けたりするなら、ラグのある生活は心を豊かにしてくれるアイテムだと言えるでしょう。
一人暮らしの場合は特に、必要ないものを置く広さもお金もない、というケースが多いかもしれません。でもいわゆる生活必需品だけが暮らしに必要なものとは言い切れませんよね。それがあることで癒される、頑張れる、という対象は人それぞれです。それを我慢してまで切り詰めた生活をするのは、快適な毎日とはあまり言えないのではないでしょうか。
一人暮らしにラグはいらない？座布団やクッション、ソファなどラグの代わりになるものもたくさん
とはいえ今のところラグを敷くのは難しい、という人もいるでしょう。それで、ラグの代わりになりそうなものをいくつかご紹介します。
座布団やクッション
ラグを敷かない床に直に座るのは、冷えるし痛いしおすすめできません。座布団やクッションは、ラグほど大きくないし高くもありませんから、代わりに置くのに手軽で便利です。
ソファやソファベッド
床生活をしない代わりに、ソファを置くこともできます。部屋が狭いからソファとベッド両方は置けない、という人は、ソファベッドを使ってみてはいかがですか？
スリッパやルームシューズ
足が冷えたり、足音が気になったりする人は、スリッパやルームシューズを使用してみてください。それもお気に入りの。ちょっと奮発したとしても、ラグを買うよりずっと安価で済みます。それで気持ちも癒されるなら一石二鳥ですよね。
いかがでしたか？参考になったり、試してみよう、と思える情報があったりしましたか？
皆さんがこれからも快適な一人暮らしを楽しめることを願っています。
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