一人暮らしに洗濯機はいらない?洗濯機の必要性や洗濯機がない生活のメリット・デメリット・後悔ポイントについて考えてみた!コインランドリーや手洗いなど洗濯機の代わりになるものも紹介!
一人暮らしに洗濯機はいらない?洗濯機の必要性について考えてみた
一人暮らしに洗濯機は必要でしょうか?たいていの人は必要だ!と答えるでしょう。でも、いらない、または、なくても大丈夫だと気付いたから処分した、なんて言う人も実はけっこういるんです。洗濯機を持たない人のほとんどは、コインランドリーやクリーニングを活用しているようです。また中には、手洗いしているというツワモノもちらほら。
それらの人たちが洗濯機のない生活を選んだ理由は様々です。多いのは、洗濯機を置くスペースがなかったから、とか、洗濯機を買うお金がなかったから、とかでしょうか。また、よりエコな暮らしがしたくて、という人もいました。自分で洗濯するよりも近くのコインランドリーを利用した方が便利だ、と感じている人も少なくないようです。
一人暮らしに洗濯機はいらない?洗濯機がない生活のメリットを考えてみた
では洗濯機を置かないと、どんなメリットがあるのでしょうか?
メリット① 場所を取られない
洗濯機を置くには水栓や排水口が必要になるので置き場所は水場に限られますが、一人暮らしの部屋の水回りは思った以上に狭いんですよね。そこに洗濯機を置くと、広くない一人暮らしの部屋が更に圧迫されてしまいます。もともと洗濯機置き場がない、という人もいることでしょう。洗濯機を置かないだけで、だいぶ部屋のスペースが広がりますよ。
メリット② 騒音トラブルを避けられる
洗濯機をまわすとけっこう大きな音がしますよね。だから使う時間が限られるんだけど、なかなか仕事の都合で夜中にしか洗えない、なんてことありませんか?それが原因でお隣さんから苦情がきても残念です。それで洗濯機を持っているのに、結局コインランドリーに通っている、なんて人もいるようですよ。
メリット③ 支出を抑えられる
洗濯機の大きさやタイプによって差は出ますが、1回あたりの洗濯にかかる電気代と水道代は約20~30円だそうです。思ったより安いと感じたかもしれません。でも月、年単位で考えたら。更に洗剤や柔軟剤を定期的に購入することを考えたら。決して少ない出費ではなくなりますよね。
メリット④ 家事の手間が減る
洗濯は洗濯機がしてくれるけど、干したり、取り込んだりするのが面倒だと思いませんか?洗濯が終わってすぐに干さないと、嫌な匂いがついたり、しわしわになったりしますよね。良くも悪くも、洗濯中は洗濯機に任せっきりになりますから、別の用事を行なったり、外出したり、仮眠をとったりすることができます。そうすると、洗濯していたのをすっかり忘れて放置してしまった、なんてことも。もう一度洗い直すのは面倒だけど、せっかく洗ったのに洗ってないくらいにみすぼらしいのを見て悲しくなったりしますよね。部屋に干しておいた洗濯物があふれている時に限って来客があるのも、気まずいものです。
一人暮らしに洗濯機はいらない?洗濯機がない生活のデメリットを考えてみた
とはいえ、先ほどのメリットはデメリットにもなり得ます。「メリット③ 支出を抑えられる」について検討してみましょう。
もちろん洗濯機がなければ、本体を買ったり、ランニングコストとしてかかる光熱費や洗剤を購入したりするお金を節約できます。でも、その分コインランドリーに通うなら別の出費がかかることになります。コインランドリーの1回の使用料は200~400円くらいです。週に1,2回の使用だとしても、けっこうかかりますよね。
週に1,2回の使用、と言いましたが、コストを抑えるために洗濯物を溜めて、コインランドリーに通う頻度を下げるとなると、ある程度の洋服のストックが必要にもなってきます。物を多く持ちたくない、無駄を省きたい、と思って洗濯機を置かないことにした人が、そのために洋服を増やすことになったとしたら本末転倒ですよね。そして溜まった洗濯物を持ってコインランドリーに通うのも、毎回だと案外大変だなあと感じることでしょう。
じゃあ手洗いすれば、洗濯機はいらないしコインランドリーに通う必要もない!と思うかもしれません。後述しますが、手洗いするにはそれなりの覚悟と準備が必要になります。不可能ではないものの、それにかかる手間や時間を、洗濯機を使った場合のコストと比べて高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょう。
コインランドリーに通うにしても、手洗いするにしても、洗濯機がない生活でカットできたお金と時間が、別の形でかかることになります。どこにどれだけの価値を持たせるかによって、メリットはデメリットに、デメリットはメリットにもなりますよね。
一人暮らしに洗濯機はいらない?洗濯機がない生活で後悔しそうなポイントを考えてみた
洗濯機に代わるどんな方法を選ぶかは別として、単純に家に洗濯機がないという状況を想像してみてください。どんな時に不便さを感じるでしょうか。
例えば、汚れのひどい洗濯物が出た時は特にそう感じるでしょう。泥や皮脂汚れはとても頑固で落としにくいですが、仕事の関係で、またはスポーツをするからなどの理由で日常的につきやすい汚れでもあります。しかも放置しておくと更に汚れが落ちにくくなるので、洗濯機ですぐに洗えたら良かったのに、と思うかもしれません。
洗濯物の事情だけでなく、自分の体調や予定によって、洗濯機がないことを後悔するタイミングもあるかもしれませんね。具合が悪くて寝込んでいるような時には、汗をかいたシーツやパジャマがそのままになってしまいます。その後、少し回復してきたら、それらを洗濯機で一気に洗いたいものですが、洗濯機がないと病み上がりの疲労感を増すことにもなりかねません。仕事や学業で忙しくて、しばらく洗濯物を溜めてしまったような時にも、同じく後悔することになるでしょう。
一人暮らしに洗濯機はいらない?コインランドリーや手洗いなど洗濯機の代わりになるものも
洗濯機がない場合、コインランドリーや洗濯代行などの外部サービスに頼る方法と、自分で手洗いする方法があります。それぞれについて考えてみましょう。
洗濯機の代わりになるもの① コインランドリーや洗濯代行サービス
自宅の近くにコインランドリーがある人にとっては、洗濯物をまとめて持って行けば乾燥まで自動でやってくれるので便利です。時間帯などを気にせず洗濯ができますし、部屋の中に干し場を確保する手間が省けます。コインランドリーでは大きな物も洗えるので、自宅で洗ったり干したりするのは難しい布団なども、清潔に保つことができます。
近くにコインランドリーがない、または往復するのが面倒だという人は、洗濯代行サービスを利用するのも一つの手でしょう。宅配業者やスタッフが集荷し、洗濯して綺麗に畳んだ状態でまた自宅に届けてくれるので、時間と手間が大幅にカットできます。
洗濯機の代わりになるもの② 手洗い
洗濯機は持ちたくない、でもコインランドリー等を使用するのはお金がもったいない。そんな人には手洗いがおすすめです。この現代社会に手洗いなんて!と思うかもしれません。でも例えば旅行中などに、ちょっとしたものはホテルで手洗いしていた、なんて経験がある人は少なくないはずです。普段は洗濯機を使っている人も、デリケートな衣類は手洗いしているかもしれません。
では手洗いするのに必要なものは何でしょうか?洗い桶はあると便利ですが、一人暮らしであれば、お風呂の残り湯を活用しながらそのまま浴槽で洗うこともできそうですね。汚れがひどい時には洗濯板も使えますが、必須ではないようです。それら以上に必要なものがあるのですが、ご存じですか?正解は脱水機です。やったことのある人なら分かると思いますが、手洗い自体はそこまで大変ではありません。ただ手絞りはおすすめできません。固く絞ったつもりでも水分はだいぶ残ってしまいますし、腕の疲れが半端ないです。そもそも力任せに絞ったら、衣類が傷む原因にもなりますよね。それで洗濯機を持たない人でも、脱水機は持っているというケースが多いようです。また、中には脱水機に代わるものとして、野菜の水切り器を使っているという人もいるそうですよ。いずれにしても、手洗いするならどうやって脱水するかがポイントになると、ぜひ覚えておいてください。
一人暮らしに洗濯機がなくても、生活はできそうですね。でもけっこうハードかもしれません。何を重視するかで選択肢は別れると思います。その判断の助けとして、少しでもこの記事がお役に立てれば嬉しいです。
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